7月から事業者募集 中野山王創出用地の複合施設整備 都

東京

事業用地の配置図(事業実施方針より)

 東京都住宅政策本部は八王子市中野山王地区に複合施設を整備する事業者を選ぶため、7月に公募型プロポーザルの手続きを開始する。都営住宅の建て替えで創出した面積約1・99㌶の用地を活用。11月にも提案書を受け付けて審査を行い、2027年3月に事業予定者を決める。基本協定や事業用定期借地権設定契約の締結を経て、28年度から29年度にかけて建設工事に着手してもらう考え。運営期間は30年とする。  選定手続きに先立ち、4月15日に事業実施方針を公表した。5月18・19日に質問を受け付ける。  複合施設の整備に活用する用地は八王子市中野山王3ノ6他の面積約1・99㌶。都営中野団地の建て替えで創出した。併存店舗付きの住棟2棟(4・5号棟)と、八王子市の子ども・若者育成支援センター「はちビバ中野」(鉄筋コンクリート造平屋411平方㍍)が立っている。  用途地域は第2種住居地域で、建ぺい率が60%、容積率が200%。準防火地域と第2種高度地区に指定されている。  整備する複合施設に商業や医療・福祉の施設や交流スペースなどの配置を求める。このうち商業施設には既存住棟併存店舗の権利者が出店できるようにする。  事業予定者と27年度にまず基本協定を締結。続いて複合施設を運営する期間(30年間)に、既存住棟と工作物の除却や複合施設の建設・除却の期間を加えて事業用定期借地権設定契約を結ぶ。  はちビバ中野については、市が解体工事の一般競争入札の手続き中。5月7日の開札で施工者を決めて、11月30日までに完了させる。  また、用地の北側が中田遺跡に隣接しているため、必要に応じて埋蔵文化財調査の実施を求める。調査期間は定期借地の期間に含めない。  セット設計事務所とアルファ総合法律事務所がアドバイザリー業務を手掛けた。