矢崎部品 掛川市に新工場 鹿島で旧工場を改修
静岡
【掛川】自動車用のワイヤーハーネスなどを開発、製造する矢崎総業(東京都港区港南1ノ8ノ15)のグループ会社である矢崎部品は、掛川市の東部工業団地にあるジヤトコ旧掛川工場を改修し、新たな生産拠点とする。現在、鹿島建設横浜支店が改修と併せて、敷地内の一部の工場棟などの解体を進めている。事業全体の工期は2027年6月末までとし、早期の稼働開始を目指す。
旧掛川工場は鉄骨造2階建て延べ約1万4000平方㍍。1階を生産エリア、2階を事務所として活用する。所在地は掛川市淡陽16で、敷地面積は約9万6000平方㍍。
矢崎総業は大浜工場(掛川市国包1360)で電気自動車の電線の接続部分を収納する「高圧ジャンクションブロック」を生産している。改修では、大型化が進む高圧ジャンクショ ンブロックの生産に向けて基礎の改修・補強を計画している。
同社は新たな生産拠点として25年3月にジヤトコ旧掛川工場の土地と建物を取得。新工場の稼働により電動車の需要に対応するための生産力強化と災害リスク分散を目的とした生産拠点の分散化を図る。高圧部品類の売り上げ拡大を掲げており、28年には開発機能も新工場に移転し、製造機能との密な連携を狙う考えだ。
