知多市 現市役所移転後跡地は図書と交流をテーマにした施設へ

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27年度に解体予定の現庁舎(北街区の一部)

 知多市は、朝倉駅周辺整備事業で現市役所(緑町1)移転後の跡地を中心とする北街区の整備方針を明らかにした。図書と交流をテーマにした施設と屋内型あそび広場、オープンスペースを整備するとともに、商業施設の誘致を目指した基本的な方向性を示した。  同市では、2026年度に関連事業として現庁舎の解体設計や土壌汚染調査、北街区の整備に向けた事業者公募の資料作成を委託する。また、官民の役割分担や整備手法、既存施設の活用意思など、民間事業者の意向確認が必要な課題もあることから、サウンディング調査を実施する。4月27日までの「北街区の整備方針(案)」に対するパブリックコメント終了後、寄せられた意見を整理してから、サウンディング調査への参加者を募集する見通し。  全体の事業スケジュールは、27年度に事業者募集と現庁舎解体に着手、28年度に事業者と契約、29年度に施設の設計、30年度に施設整備、31年度に施設整備を完了して供用を目指す。官民の役割分担や整備手法が確定していないが、類似事例から概算事業費は約15億円と試算している。  北街区の事業予定地は緑町1ー1他。面積は約3万3476平方㍍。基本的な方向として「図書と交流をテーマにした施設」や天候に関係なく見守る大人が常駐する安全性の高い「屋内型あそび広場」を整備。また、飲食・物販などニーズの高い「商業施設」を誘致し、緑を感じイベント開催に対応する「オープンスペース」を配置する。  事業予定地の諸条件や他地方公共団体の類似施設の規模などを踏まえて、図書と交流をテーマにした施設は延床面積約330平方㍍程度(現食堂棟のコンバージョンも検討)、屋内型あそび広場は延床面積約1000平方㍍程度、オープンスペースは面積約300平方㍍程度を想定している。  事業用定期借地権の設定を基本として、整備方針や施設計画に沿った事業提案を一括でプロポーザル方式で事業者を選定する。