藤沢市 新たに3路線を「優先着手区間」に 道路整備プログラム改定

神奈川

優先着手区間となった鵠沼奥田線

 藤沢市は、策定から10年が経過したことを受け、道路整備プログラムを改定した。超高齢社会の進展や人口減少、脱炭素社会への対応に加え、建設関連コストの高騰といった昨今の社会経済情勢を踏まえ、限られた財源で高い効果が期待できる路線を計画的に整備する。現行プログラムに位置付けた路線とは別に新たな「優先着手区間」として▽鵠沼奥田線▽藤沢石川線(区間2)▽亀井野二本松線(区間2)―の3路線を選定、今後、おおむね10年以内の事業着手を目指す。  同市の都市計画道路は、2025年4月1日現在、延長162・5㌔のうち約78%に当たる126・2㌔が「整備済み」となっている。策定からの10年間で「事業中」「未着手」がそれぞれ1%減少し「整備済み」が2%増加した。また、現行の道路整備プログラムで「優先着手路線」に位置付けた3路線(高倉下長後線、鵠沼奥田線、藤沢石川線)はそれぞれ事業が進捗しており、今後も早期の事業完了を目指し効率的な道路整備を進める考え。  一方、「未着手の都市計画道路」「現行の道路整備プログラムにおいて未着手の計画路線」という条件に当てはまる13路線・18区間を改定版道路整備プログラムの対象区間・路線として新たに位置付けた。さらに、市民ニーズを把握するためのアンケートなどを実施し、整備の優先度が高いと判断した3路線を、次の優先着手区間として選んだ。  いずれも、自動車交通の円滑化や駅へのアクセス性向上、防災上の課題解決などに寄与する路線として今後、10年以内の事業化に向け早期の着手を目指していく。  対象となった3路線・区間は次の通り(①起点と終点②幅員・延長③その他)。  ▽鵠沼奥田線①本鵠沼2丁目~鵠沼橘1丁目②代表幅員15㍍、延長約1100㍍(現道なし)③藤沢駅南口へのアクセス向上が期待される他、駅周辺の交通混雑緩和効果も見込まれる。小田急江ノ島線と交差  ▽藤沢石川線(区間2)①本藤沢6丁目~善行坂1丁目②代表幅員16㍍、延長約280㍍(一部現道あり)③現在事業中の本町工区(藤沢652号線)の整備完了後に同区間の整備に着手する。白旗川を横断  ▽亀井野二本松線(区間2)①湘南台大神伊勢原線接続部~北部第二土地区画整理境②代表幅員16㍍、延長約950㍍③六会日大前駅付近から寒川町方面までのネットワークが完成し、市外とのアクセス性が向上する他、並行する国道1号などの交通負荷軽減に寄与し、地区内の安全性が確保される。引地川を横断