横須賀市 橋梁長寿命化修繕計画 38橋修繕1橋架替え

神奈川
 横須賀市は、2026~30年度の5年間を対象期間とする橋梁長寿命化修繕計画をまとめた。計画期間中に38橋を修繕する予定で、長瀬人道橋は架け替える。対象橋梁360橋の予防型保全を中心としたメンテナンスサイクルを構築し、大規模修繕を回避して中長期的なコストの削減につなげる。  38橋の修繕工事の内容は、床版防水、ひび割れ注入、剥落防止、断面修復、塗装塗り替え、舗装打ち換えなど。長瀬人道橋は架け替えに伴い、新橋の下部工を26年度、上部工と旧橋の撤去を27年度に実施する計画。  橋梁の健全性については、点検を通じⅠ~Ⅳの4段階で判定している。現時点で、最も健全性が乏しいⅣの緊急措置段階の判定を受けている橋梁はない。修繕はⅢ判定を受けている橋梁から優先的に実施していく。現時点でⅢ判定を受けていない橋梁も、定期的に実施している橋梁点検で新たにⅢ判定を受けた橋梁は、Ⅱ判定の橋梁よりも優先して修繕していく。  また、計画対象期間内で修繕する橋梁のうち7橋については、新技術情報提供システム(NETIS)などを参考にして新技術を活用し、修繕工事費用172万円程度の削減を目指す。  市は、長寿命化修繕計画の中で26~75年度の50年間の費用シミュレーションを行った結果、事後保全管理を採用した場合が65億5000万円だったのに対し、予防保全管理を採用した場合は11億7000万円のコスト削減を見込める53億8000万円だった。この結果を踏まえ、市は予防保全管理を実施することを決めた。