豊中市 火葬場再整備に向けて26年度にPFI導入可能性調査
大阪
豊中市は、市立火葬場の老朽化や将来的な火葬需要の増加に対応するため、火葬場の再整備に向けた基本的な考え方と方向性を整理した基本構想を策定した。2026~27年度にかけて基本計画を策定するとともに、事業手法についてPFI手法導入の可能性を調査する。最終的には、従来手法との比較も踏まえ、基本計画の中で事業手法を決める。
現火葬場の所在地は新千里南町2ノ6ノ3で、敷地面積は4744平方㍍。既存建物の延べ床面積は618平方㍍。1946年の建設から約80年が経過し、施設・設備の老朽化が進行している。また高齢化の進行により、火葬件数は増加することが予測される。現在9炉(人体炉8炉、動物炉1炉)で運用している火葬炉では、将来の需要増への対応が困難と見込まれている。火葬場の役割に変更が生じない場合、建て替え時には2~3炉の増炉が想定されている。
施設面では、建物のひび割れや火葬炉設備の老朽化に加え、待合室や炉前ホール、駐車場の狭あい化や動線の悪さなどが課題となっている。安置室も1件分しか確保されておらず、現状でも火葬件数において需要に対応しきれていない。
こうした課題への対策として、火葬場を再整備する。新たな施設の整備検討地は、現在の火葬場用地、大阪市設服部霊園(広田町)、猪名川流域下水道原田処理場周辺(原田西町1ノ1他)の3カ所。現時点では現在の火葬場用地が最も現実性が高いとしている。
事業スケジュールでは、基本計画策定や用地選定、環境影響評価の後、29~30年度に設計を進め、31年度から建屋工事に着手する見通しだ。33からの供用開始を想定している。
