企業団 小雀ポンプ場電気・機械設備更新 DBM実施方針を26年度中
神奈川
神奈川県内広域水道企業団は、小雀ポンプ場の電気機械設備の更新にDBM方式を採用するのに当たって、2026年度中に実施方針をまとめる。老朽化した設備を更新するための設計、施工と維持管理を一括して委託する。順調に進めば27年度にも事業者を決める予定。詳細なスケジュールや契約期間は実施方針の中で明らかになる。
対象となるのは特別高圧受電設備、高圧電気設備、速度制御装置、監視制御設備、弁類など。ポンプ本体を更新するかは検討中としている。
特別高圧受電設備は00年、高圧電気設備は1987年から92年に整備。監視制御設備は設置後、2012年に更新した。
DBM方式を採用し、設計と施工、更新後の点検や修繕、補修などを一括して発注する。業務の効率化やライフサイクルコストの低減が実現できるとともに、設計段階から民間事業者の創意工夫が取り入れられる手法を選んだ。限られた敷地の中で設備を更新し、運用への影響を最小限にしながら切り替えを行うことが求められる。
発注者支援業務は日水コン(東京都新宿区)が担当する。
小雀ポンプ場(横浜市戸塚区小雀町)は綾瀬浄水場から小雀調整池に送られた水を朝比奈調整池(横浜市栄区上郷町)に揚水している。ポンプは3台あり、1992年に出力(1台当たり)が1450㌔㍗のポンプ2台、99年に1100㌔㍗のポンプ1台が整備された。
~沈殿池設備更新など4事業 26年度発注へ~
企業団が3月に策定した2026年度から30年度までの実施計画では、官民連携の推進を取り組みの一つに掲げる。計画期間内では相模原浄水場と西長沢浄水場の排水処理施設の増強・更新にDBO方式、相模原浄水場、伊勢原浄水場、綾瀬浄水場の沈殿池設備の更新にDBM方式を活用。相模原浄水場の排水処理施設の整備事業は既に入札を公告しており、26年度に残る4事業を発注する予定だ。
