高松市 ウオーターPPP導入へ向けサウンディング調査を実施中

四国
【高松】高松市は、ウオーターPPP=語句説明=の導入検討に伴う第2回マーケットサウンディング調査について、民間企業を対象とした調査票の提出を4月27日まで受け付けている。同サウンディング資料には対象施設・業務案や参加資格要件などの方針が新たに示されている。これに対して計108問の質問が寄せられ、市は質問への回答を同月10日に公表した。  今後は事業内容や業務量を精査していく他、すでに着手している公募資料案の作成を引き続き進めていく。提案上限額は、社会情勢を踏まえた上で適切な労務費確保などを考慮して算出するとしている。  第3回マーケットサウンディング調査は7月に実施する予定。現在行っている第2回調査の結果を踏まえ、高松市の特徴を生かしたウオーターPPPを提示していく。2回目と同様に民間企業全体に向けて広く意見を募る方式にするかどうかは現時点で未定としており、全体的な実施とする場合は事業者ごとに個別での聞き取りも行う予定。  公募資料案を11月ごろに完成させ、2027年3月に公募型プロポーザルを公告する見通し。27年度に優先交渉者の決定・契約、28年度は業務引き継ぎの準備期間とし、29年度からの事業開始を目指す。事業期間は10年間としている。  同市の下水道事業では、老朽化施設の急増や使用料収入の減少・更新事業費の増大、下水道従事職員の減少といった「モノ」「カネ」「ヒト」のそれぞれの面で課題を抱えている。また、汚水管改築の国費支援について、ウオーターPPP導入が決定済みであることが27年度以降に要件化されることから、導入に向けた取り組みを進めている。 =語句説明=  上下水道事業の官民連携のレベルアップとして、内閣府が23年度に発表した「PPP/PFI推進アクションプラン」で新たに位置付けられた。従来の「コンセッション方式(レベル4)」と新たに位置付けた「管理・更新一体型マネジメント方式(レベル3・5)」の総称であり、同市ではレベル3・5の導入を目指している