都財務局 発注標準金額を引き上げ 7月1日以降公告の工事
東京
東京都財務局 7月1日以降公告案件に適用する発注標準金額
東京都は7月1日以降に公告などを行う工事案件の発注標準金額を引き上げる=表。物価高騰に伴い予定価格が高くなったことで、等級が上がる案件が見られるため。改定は2015年度以来11年ぶりで、財務局は「等級のミスマッチが解消され、入札に参加しやすくなるのではないか」としている。
都は工事の発注標準金額を▽舗装(道路舗装)▽土木(橋りょう、河川、水道施設、下水道施設、一般土木)▽建築(建築)▽設備(電気、給排水衛生、空調)―の4分野10業種に設定している。
競争入札参加有資格者を舗装、土木、建築の3分野7業種でA~Eの5等級、設備の1分野3業種でA~Dの4等級にランク付けする中で、等級に応じた発注金額を価格帯で示している。現行の発注標準金額は15年度から運用中だ。
2月に開いた業界団体との入札契約に関する意見交換で、東京都中小建設業協会(都中建、渡邊裕之会長)が「物価高騰により、従来ならB等級に相当する規模の工事がA等級に上がり、A等級の案件が増加している」と指摘して、格付けに見合った発注標準金額の見直しを求めていた。
