都 北療育医療センターの移転改築 設計プロポ開始
東京
既存の北療育医療センター
東京都は、北区十条台にある北療育医療センターの移転改築に伴う基本設計の委託先を選ぶため、4月20日にプロポーザルの手続きを始める。4月27日から5月1日まで参加表明書を受け付け、5月15日を期限に技術提案書の提出を求める。7月1日のヒアリングを経て、同月7日に設計者を特定。7月27日に見積もり合わせを行い、翌28日にも契約を締結する。履行期限は28年2月29日まで。業務規模は1億5100万円(税込み)程度を見込む。延べ床面積2万2981平方㍍の施設を、30~35年度に建設する予定だ。
移転先は北区桐ケ丘2ノ2で、都営桐ケ丘団地の建て替えにより創出した面積約1万6500平方㍍の敷地を活用する。用途地域は第1種中高層住居専用地域で建ぺい率60%、容積率150%。
25年8月に策定した基本計画によると、新センターの規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建てを想定。医療部門と療育部門の機能が東西に長く南北に短い敷地に収まるよう積層型の施設を検討する。
病床数・定員数は▽長期入所=52床▽短期入所=11床▽入園=15床▽入院=50床▽通園=定員40人▽通所=定員30人▽外来=12診療科―を設ける予定。75台分の駐車場と130台分の屋根付き駐輪場も設置する。
基本設計と並行して26年度に敷地測量、26~27年度に地盤調査を実施。28~30年度に実施設計をまとめ、30~35年度の工期で新築工事を進める。
既存のセンターは北区十条台1ノ2ノ3に立地。重症心身障害児・者の療育と一般医療機関では困難な心身障害児・者の診療を行っている。面積1万6721平方㍍の敷地に▽A棟=鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建て延べ7823平方㍍▽B棟=鉄筋コンクリート造2階建て延べ4067平方㍍▽C棟(看護宿舎など)=鉄筋コンクリート造5階建て延べ1150平方㍍―など総延べ床面積1万3296平方㍍の施設が立地。1985年に完成した。移転後の跡地の活用方法は未定としている。
基本計画の作成業務はアルキメディカ(中央区)が担当した。
