IPDとJERE、統合契約を締結 新会社名は「JR東日本伊藤忠不動産開発」
東京
JR東日本(渋谷区)と伊藤忠商事(港区)は4月15日、それぞれのグループ企業であるJR東日本不動産(JERE、新宿区)と伊藤忠都市開発(IPD、港区)を含めた4社で統合契約を締結したと発表した。IPDを存続会社、JEREを消滅会社とする吸収合併により、新会社「JR東日本伊藤忠不動産開発」を設立する。10月1日の設立を念頭に手続きを進める。今後、JR東日本が所有する社宅跡地などの開発が加速しそうだ。
JR東日本の鉄道沿線ネットワークを生かした不動産開発や、IPDが取り組む分譲住宅・賃貸不動産開発事業などの強みを掛け合わせ、総合デベロッパーとして一層の成長を目指す。
まず、JR東日本が首都圏に保有している社宅跡地など計8万5000平方 ㍍の開発に着手。分譲マンション「クレヴィア」や賃貸マンション「クレヴィアリグゼ」、ホテル、物流施設事業で伊藤忠グループが培ったノウハウを投じる。さらに、JR東日本の事業用地の再編・集約による開発用地の創出にも取り組む方針だ。
地方中核都市や郊外でも、アリーナやエンタメ施設などの移動の目的地となるような開発や、鉄道集客と連動したホテル開発、工業団地による新たな産業創出などに取り組むという。海外展開も視野に入れている。
