【速報】中東情勢緊迫化で「塗装業界も非常事態」日塗装県支部小林支部長

静岡

「シンナーの供給不足は深刻だ」と話す小林支部長。「明けない夜はない」とも。

 日本塗装工業会静岡県支部の小林力支部長=写真=は、中東情勢緊迫化に伴う塗装業界を取り巻く現状について「非常事態」と危機感を示した。4月22日に静岡市内で開かれた2025年度定期総会の役員改選で再任され、あいさつの中で述べた。  小林支部長は、日本塗装工業会本部が実施したアンケート結果にも触れ、「現場の生命線となるシンナーの調達が全国的に逼迫(ひっぱく)している」と説明。通常通り入手できるとの回答は2・7%にとどまり、価格も2~3倍以上に高騰しているとし、「工期遅延への不安が現場を覆っている。また洗浄用シンナーの上澄みを再利用するなど、極限の節約を強いられている」という実態を明らかにした。その上で、「今こそ支部の団結力が試されている」とし、適正な価格転嫁の徹底を訴える他、資材調達の動向や経営上の工夫など最新の情報を会員間で共有する考えを示した。