東京メトロ 北青山3丁目に共同ビル
東京
解体する6棟のうち4棟が青山通 りに面している(枠線内、右から表参道サンケイビル、アクセス表参道、共同ビル青山、バイナリー北青山)
東京メトロは港区北青山3丁目に共同ビルを建てる。10月から同社とサンケイビルが既存建物の地上部の解体工事を実施し、2027年9月に完了させて新築工事などを進められるようにする。新築工事などの施工者を決めるため、4月24日にWTO政府調達協定対象の一般競争入札(総合評価方式)を公告。建築一式と土木一式の経営事項審査総合評定値が1800点以上の単体または2~3者JVから4月27日~6月29日に申請書などを受け付けて、9月3日に入・開札する。工期72カ月で完了させる。
共同ビルを建てるのは港区北青山3ノ6の青山通り沿い。東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の表参道駅から徒歩1分程度の場所だ。
東京メトロは25~27年度の中期経営計画で、不動産事業の主な共同開発案件の一つに「北青山三丁目PJ(表参道駅)」を挙げていた。
現地には3~10階建て6棟の既存建物が立地。このうち東京メトロが▽共同ビル青山▽バイナリー北青山▽QCcube―の3棟、サンケイビルが▽1戸建て住宅▽表参道サンケイビル▽アクセス表参道―の3棟のそれぞれ地上部を解体する。4月20日に掲示した解体工事に関わる標識の問い合わせ先は鹿島東京建築支店となっている。
東京メトロが24日に入札を公告したのは「北青山三丁目共同ビル開発事業地下解体及び新築工事」。建物の規模などは明示していないものの、主要な資機材としてコンクリート約8060立方㍍、鉄骨2900㌧、鉄筋約985㌧と内装・外装材を使うとした。設計などの業務を久米設計(江東区)に任せている。
入札参加資格のうち単体とJV代表者には、専有面積1万平方㍍以上でプールが設置されているホテルを含む建物や、地下鉄駅と地下接続を伴う民地内建物を新築した実績を求める。
また、総合評価では▽仮設計画の安全性向上▽既存地下躯体解体の安全性向上▽新築工事計画▽DXの導入・活用▽環境に配慮した施工方法―に関する技術提案を募る。
