大賞に広島駅南口ビル 第12回ひろしま建築文化賞

岡山
 広島県建築士事務所協会(豊田隆雄会長)は、ひろしま建築文化賞の受賞作品を決定した。大賞には大林組広島支店と東畑建築事務所広島支所の広島駅南口ビル=写真=を選出。優秀賞はkufu(広島市東区)の呉信用金庫広島西支店が受賞した。この他、同社のさかみちと羽田建築設計事務所(広島市西区)のあわいが連なる家が入選した。  ひろしま建築文化賞は1997年に開始。3年に1度開催し、今回で12回目を迎えた。広島県内の建築士事務所の表彰を通して、魅力ある建築と都市づくりへの貢献を目指す。  応募作品数は、一般建築等部門14作品、住宅作品部門2作品、建築再生部門8作品。審査委員は、委員長の栗崎真一郎氏(広島工業大学工学部建築工学科教授)の他4人。建築と社会との関わりをテーマに評価を行った。  栗崎氏は、「全体的に丁寧につくられた作品が多かった。審査では、各作品の建築的なアプローチが現在の社会情勢を的確に捉えているかが問われた」と総評を述べた。「今後も、広島の建築文化を多角的に見る賞として発展してほしい」と期待を込めた。