静岡県内建設業死亡災害〝5年で30人以下〟目標に3年で24人
静岡
「労働 災害の撲滅へ意識を浸透」國分局長
静岡県内の建設業で、2023~25年度の3カ年度に24件の死亡災害が発生した。直近3カ年で24人が死亡していることについて、厚生労働省静岡労働局の國分一行局長は4月27日の定例記者会見で「労働災害の撲滅へ意識を浸透させていく」と述べた。「依然として災害が多い。今年に入ってからも死亡災害が発生しており、引き続き、業界団体とともに取り組みを徹底していく必要がある」とした。また「元請け企業だけでなく、協力会社や、現場で働くひとりひとりまで、労働災害の撲滅へ意識を浸透させていく」考えを示した。
同局は、第14次労働災害防止計画(23年度~28年度)で、建設業の死亡災害撲滅を最重要課題の筆頭に掲げ、計画期間中の合計数を前期計画である第13次計画の期間中の合計死亡者数から30%以上減少させ、30人以下とする目標を掲げている。
目標達成への取り組みには▽リスクアセスメントの結果に基づく適切な墜落・転落防止措置とエイジフレンドリーガイドラインに基づく取り組みの定着▽労働災害防止団体をはじめとした関係機関との一層の連携▽豪雨などの自然災害予想時、必要な情報収集と適切なタイミングでの労働災害防止要請、パトロール▽これまでに発生した死亡災害を分析し、同種災害の再発防止対策などをまとめた資料を作成し指導や周知に活用―を掲げた。
