川崎市 新たな資源化処理施設の整備へPPP意見交換会

神奈川

上空から見た建設候補地周辺(川崎市資料より)

 川崎市総務企画局は、川崎区浮島町の埋め立て地を建設候補地とする「新たな資源化処理施設整備事業」について、民間活力の導入を含めた事業手法を検討するためにPPPプラットフォーム意見交換会を6月1、2日に開く。参加と事前質問の募集締め切りは5月25日まで。いずれも市ホームページの入力フォームから申し込む。  市南部地域の資源物処理を行う南部リサイクルセンター(川崎区夜光3ノ1ノ3)と浮島処理センター粗大ごみ処理施設(同区浮島町509ノ1)は老朽化で設備トラブルが多く発生している。施設敷地内に空きスペースがなく、稼働しながらの建て替えや大規模改修ができないことから、新たな資源化処理施設への機能移転を計画している。  建設候補地は浮島1期地区埋め立て用地内にある浮島2期関連用地の一部。区域面積は約2万5000平方㍍。都市計画区域内の市街化調整区域で、容積率200%、建ぺい率60%。現在は建設発生土置き場として使用している。  新施設は、敷地面積約2万5000~3万平方㍍、建築面積約8000平方㍍、構内道路約1万1200平方㍍、付帯設備約1200平方㍍、緑地約5000平方㍍以上の規模を想定。1日当たりの処理能力は、空き缶とペットボトルが30㌧、空きびんが20㌧、小物金属含む粗大ごみが40㌧と試算している。合計の年間想定排出量は1万6100㌧に上る見込み。  基本計画は建設技術研究所横浜事務所(横浜市中区)が28年3月31日納期で進めている。  2025年3月に「廃棄物処理施設の中長期的な整備構想」を策定。民間事業者への処理委託の可能性を検討する簡易意見交換会も開き、民間活力導入の可能性を確認した上で、施設を建設する方針を決めた。  今回の意見交換会の内容を参考に、26年度中に事業方式を選定する。27年度は基本計画と施設整備計画を策定し、事業方式がDBOやPFIの場合は要求水準書なども作成する。27~28年度に事業者の公募・選定、29~32年度に設計と都市計画決定などの諸手続きを実施。32~34年度に施設を建設する。運営期間は35~54年度の20年間を予定している。  問い合わせ先は環境局施設部施設建設課 電話044(200)2554。