横浜市 横浜駅近くの道路陥没で下水道管の状態確認へ 本復旧のめど立たず

神奈川

10日時点の道路陥没現場の様子

 5月8日に発生した横浜市西区南幸2丁目の道路陥没について、土砂の変状が収まり次第、横浜市が埋設管の状態を確認する方針であることが分かった。埋め戻し作業に伴って勢いは落ち着いたものの、11日現在も土砂流出は続いている。建築局によると「11日中にも隣接する工事現場の施工者が応急復旧を終える予定だ」というが、本復旧のめどは立っていない。  道路陥没は、横浜駅近くの市道高島台205号線で発生。隣接地では民間ビルの新築工事を実施していた。今後詳細な原因を追究するが、山留め工の不備によって鋼矢板が土圧に耐えられず、路面下の土砂が工事現場のビル敷地側に流れ出したとみられる。  道路は幅3~4㍍、深さ15㌢にわたって陥没。土砂の流出に伴って幅・高さともに拡大している。  陥没箇所には上下水道管とガス管を埋設している。上水道管は陥没の進行によって損傷する恐れがあったため、緊急的に付け替えを行った。下水道管に関しては、道路変状が収まってからずれやたわみなどの異常がないかを確認する。異常を発見した場合、施工者に是正を求める方針。  本復旧は埋設管の状態次第となるため、現状では着手のめどは立っていない。  市は、市の建築主事や指定確認検査機関で確認を受けた物件で根切り工事を行う場合、施工の7日前までに山留め工事の施工計画書の提出を求めている。今回の事故を受け、「適切に山留め工事を計画し、書類を提出するよう改めて周知する」(建築局建築指導課)という。