庄内川河川 出水期前に合同巡視を開始

中部

説明を受ける永田市長(中央)

 国土交通省庄内川河川事務所は5月11日、庄内川・土岐川にある重要水防箇所の合同巡視を開始した。11日午後の巡視は、庄内川下流部左右岸で実施。清須市、あま市、大治町、名古屋市、同事務所などから関係者約40人が参加した。  枇杷島橋の近くで開いた出発式では、永田純夫・清須市長があいさつに立ち「間もなく出水期に入る、そして最近は雨の降り方が尋常ではない。そのため、危険が想定される箇所を事前に確認することで、万が一の時に住民の命と安全を守ってほしい」と呼び掛けた。  庄内川河川事務所の鈴木高所長は「資料と現場を照らし合わせながら、意見交換を通じて理解を深めてほしい」とコメントした。  出発式の後、枇杷島地区で進む、庄内川特定構造物改築事業の現場を市長らが視察した際には、施行を担当するヒメノ(名古屋市東区)の担当者が、AR技術を活用しながら事業の概要を説明した。その後は、下流部にある重要水防箇所2カ所を巡視し、各自治体の防災担当者らが、災害時の対応策などについて話し合った。  15日午前は土岐川右岸(多治見市)、同午後は土岐川左右岸(土岐市)、25日午後は庄内川中流部左右岸(春日井市、瀬戸市、名古屋市)と矢田川左右岸(名古屋市区間)でそれぞれ巡視を行い、出水期に備えていく。