森ビル 26年度決算は過去最高、27年度も増収増益
東京
森ビル(港区)の2026年3月期決算は、営業収益、営業利益、経常利益が過去最高を更新した。麻布台ヒルズと虎ノ門ヒルズステーションタワーの賃料収益の増加や、住宅分譲、ホテル収益の好調な推移が寄与。27年3月期も増収増益を予想し、営業利益は同社初の1000億円台に乗せる見通しだ。
26年3月期決算は賃貸、分譲、施設営業、海外の全てのセグメントで増収を確保。営業収益が前年同期比6・5%増の4111億円、営業利益が同16・2%増の979億円、経常利益が同16・1%増の912億円だった。27年3月期も賃料収益や住宅分譲収益の増加により、営業収益4370億円(26年3月期比6・3%増)、営業収益1065億円(同8・7%増)、経常利益920億円(0・9%増)を見込む。
決算を発表した小坂雄一常務は、都内オフィス需給のタイト感が強まっていることや、麻布台ヒルズレジデンスBの分譲開始など、堅調な事業展開に自信を示しながらも、金利の急激な上昇や、海外渡航者が減少しかねない中東情勢の悪化を懸念材料として挙げた。
