広域一般廃棄物処理施設 函南町の候補地は「適合しない」と評価

静岡
 三島市・裾野市・熱海市・長泉町・函南町で構成するごみ処理広域化検討協議会は5月15日、第3回広域一般廃棄物処理施設建設候補地選定委員会を開いた。建設候補地の1次評価結果として、応募があった2候補地について熱海市の公有地(県道11号熱海函南線笹尻交差点付近)は「適合」、函南町平井の私有地は「適合しない」と評価した。  1次評価では、面積要件など5項目の条件が満たされているかを確認した。函南町の土地は送電線に近接しており、事業実施に当たり電力事業者との協議が必要となる点や、敷地中央付近に鉄塔があり施設配置に制約が生じるなどの理由から、不適合と判断された。  全ての要件を満たした熱海市の公有地は、今後2次評価に進む。2次評価では、「土地利用の制限」「地域の合意形成の状況」など5項目を対象に、重要度に応じた配点で75点満点の評価を行う。地域合意形成など数値化が難しい項目については、記述式調書による補完評価も実施する。  7月の次回会合で評価をとりまとめ、8月にも建設候補地を選定する。広域ごみ処理への参加枠組みについては、各市町が第3四半期までに判断する。  ごみ処理広域化の取り組みでは、1日当たり300㌧程度の処理を行うことができるエネルギー回収型廃棄物処理施設の整備を検討している。候補地の選出では、面積が約2㌶以上の土地であることやごみ処理施設を整備することが困難な規制地域を含まないことなどの選出基準を設け、検討を進めてきた。