阿波の人 小津慶久さん(おづ・よしひさ=徳島県県土整備部県土強靱化担当部長)

四国
 「県民の安全・安心につながる社会資本整備や建設業界の基盤強化へ、身が引き締まる思い」。県土強靱化担当部長となり約2カ月。「建設産業の役割をしっかりと捉え、3月に策定した徳島県建設産業ビジョンの課題解決に向けてまい進したい」と、抱負を語る。  同ビジョンは、人口減少と建設産業の人手不足に対する方向性や施策を示しており、「向こう10年間が正念場」と指摘する。人材確保には「県の担当職員も同様に減る。自分事として取り組む必要がある」と、真剣なまなざしで説明する。  「これからは維持管理はもとより、経済成長を後押しする事業にも取り組みたい」と言う。その視点として「道路は人と物を運ぶ」「流域治水は地元住民との協働」などの事例を挙げ、「いずれも地域の活性化が目標」と強調する。  「事業をどのように組み立てればもっと良くなるのか、皆が一緒になって取り組めば効果はさらに高まる」。結果として、開通・完成した時の喜びは「格別だ」と笑顔を見せる。趣味は散歩と季節を選んでの八十八カ所巡り。徳島大学工学部土木工学科・同大学院卒。上板町在住。59歳。