野村不動産 Oishii社と資本業務提携 植物工場を開発へ
神奈川
Oishii社の植物工場
野村不動産(東京都港区)は、植物工場を展開するOishii Farm Corporation(米国、以下Oishii社)と資本業務提携を結んだ。植物工場を新たな不動産アセットに組み入れ、用地の確保や施設開発などのノウハウを提供することでOishii社の事業拡大を支援する。物流施設事業などを行うインフラ・インダストリー事業本部が開発を担当。
Oishii社の植物工場では主にイチゴを栽培する。外部環境から遮断された屋内空間で、LED照明や空調システムを活用して温度・湿度・二酸化炭素濃度・養液を人工的に制御。天候や気温に左右されない環境により、季節を問わず出荷が可能という。
野村不動産はOishii社について、データサイエンスやAIを使った独自技術を活用しハチによる自然受粉の成功率を高めるなど、競合他社にはない優位性があると評価。気候変動や労働力不足により世界的に食料供給が不安定になっている状況を踏まえ、将来性の高い分野として出資を決めた。
開発担当のインフラ・インダストリー事業本部は2026年度に設置した。主に工業系のアセットを展開しており、主力の物流施設だけでなく、工場、データセンター、エネルギーなどへと領域を広げる方針だ。
