豊田加茂農水 新規採択の矢作旭地区へ7カ年計画で9・3億投入
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矢作 旭地区事業計画
愛知県豊田加茂建設事務所は、農地環境整備事業で矢作旭地区の2026年度新規採択を受け、初年度事業として全域を対象に測量・設計を進める。第2四半期の発注に向け調整が進む見込みで、27年度からの工事着手を目指す。32年度のまでの7カ年計画には総事業費9億3000万円が見込まれる。
同事業は、老朽化が進む既設農業用用排水路の改修・更新や湿田化対策のための暗渠排水など、生産基盤を整備することにより優良農地の保全と生産性向上を促進する。併せて、農作業の放棄による農地の荒廃防止を図る。
全体計画では池島町、笹戸町、有間町(1・2)、上切町、田津原町の旧旭町5集落、面積16・5㌶を対象に整備を進める。生産区域の整備として用水路工3・8㌔、排水路工4・8㌔、区画整理工0・9㌶、暗渠排水工2・4㌶、農地保全4カ所。保全管理区域では排水路工0・1㌔、農地保全4カ所を予定する。
同地区は豊田市北東部で矢作川水源地域の中山間地域に位置しており、矢作川右岸の上切町以外は全て矢作川左岸側の集落で構成される水田地帯。1985年から90年にかけてのほ場整備完了後、30年以上が経過している。用排水路の老朽化などに加え、高齢化や過疎化により農地の保全管理が困難になってきていることから対策を講じる。
