広島市 マシン内部調査27年1月ごろに 下水道工事起因の道路陥没

岡山

陥没現場の現在の状況を地元住民に説明

 広島市下水道局は5月16日、西区の福島町2丁目交差点の道路陥没事故に関する第6回説明会を西区地域福祉センターで開いた。現在進めている凍結管設置工と併せて、追加地盤沈下対策工を5月下旬に開始する。止水対策(凍土造成工)の完了後、9月ごろから発進立坑側での水抜き・土砂撤去工を始める予定とした。2027年1月ごろにはシールドマシン内部調査を開始し、原因究明を目指す考えだ。  今回説明会では、3月31日に行った事故調査検討委員会(第3回)で検討・確認した、マシン内部の調査計画と、現在の地盤沈下の状況と対策について、地元住民に報告した。下水道局職員の他、受注者の清水・日本国土開発・広成建設JVが出席し、検討員会の報告(下水道局)と、これまでの作業状況・今後の作業予定(受注者)をそれぞれ行った。  検討委員会のこれまでの説明資料によると、道路陥没はシールド機内への異常出水が契機となっている。監視カメラの映像から、出水箇所はシールド機前胴のチャンバー付近と想定。掘進中のシールド機内から今回のような異常出水が起こった事例は過去になく、同局の担当者も住民説明会後の取材で「通常、考えられない箇所」と語っていた。  24年9月26日の事故発生から約2年を経て、原因究明に向けた調査の準備が始まることになる。