練馬区 上石神井小中学校再整備 28年度に西東棟一括で

東京

鳥瞰パース。南西から両敷地の位置図(練馬区ホームページより)

 練馬区は、上石神井小学校と中学校が一体となった校舎・体育館を新設する。一貫校とは別に、同じ校舎に小学校と中学校が併設される施設を建設するのは、区では初めての取り組み。校舎・体育館棟を2棟(西・東棟)整備する。既存中学校プールの解体工事は近々発注する。  2027年度に中学校解体工事を、28年度に新校舎(西・東棟)と校庭整備工事を一括して発注する。32年度に既存小学校プール解体、33年度に既存中学校体育館解体の発注手続きを行う。  26年8月に既存中学校プールを解体し、同年11月に跡地へ仮設校舎を整備、27年9月に既存中学校校舎を解体し、28年5月に中学校校舎跡地へ新校舎西棟を建設する。31年1月に既存小学校校舎を解体し、同年9月に小学校校舎跡地へ新校舎東棟を整備。32年8月に既存小学校プール解体し、跡地へ中学校用の校庭を整備した後、33年2月に既存中学校解体工事を行い、小学校用の校庭を整備する。  学校施設課の担当者は不調対策について「人手不足や建築資材の高騰など社会情勢の変化によって不調率が増加している。大型案件のため発注対策を検討していく」と話した。  上石神井小周辺では、最寄り駅の西武新宿線上石神井駅で高架化が計画されている他、外環道の整備計画もあるため、今後の児童数増加が見込まれる。児童数増加対策のため小学校を再整備するが、単独建て替えでは土地の形状的に制限があるため、道路を挟んで隣接する中学校との一体整備を決めた。  新校舎の施設規模は、西棟が鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ1万5807平方㍍。東棟は鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ3940平方㍍。西棟1階には普通教室4教室や少人数教室、職員室、校長室、保健室、会議室、給食室、学童クラブ、小学校の体育館などを設ける。2階は普通教室12教室や少人数教室、職員室、校長室、多目的室、事務室など、3階は普通教室18教室や少人数教室、理科室、図工室、家庭科室など、4階は普通教室5教室や音楽室、調理室、被服室、技術室、美術室など。西棟の西側を小学校、東側を中学校としているが、児童数や生徒数の増減に併せて利用方法を変える方針。  校舎東棟1階には体育館や屋内プール(25㍍×12㍍)、武道場、倉庫、医務室、更衣室、2階は特別支援教室などを設置する。2階には西棟と東棟をつなげる渡り廊下を整備する方針。  既存の小学校(上石神井4ノ10ノ9)の施設規模は総延べ床面積6352平方㍍、中学校(上石神井4ノ15ノ27)は総延べ床面積6971平方㍍。  設計は教育施設研究所(中央区)が担当している。