横浜市 横浜藤沢線・田谷小雀地区 4車線で暫定供用 栄IC・JCT開通に合わせて

神奈川

田谷交差点から東を見るイメージパース(横浜市資料より)

 横浜市道路局は、都市計画道路横浜藤沢線の田谷小雀地区について、栄インターチェンジ・ジャンクションの開通に合わせ、6車線中4車線を暫定供用する方針だ。関連する市道田谷線も含め、段階的に整備を進める。栄IC・JCTは国土交通省とNEXCO東日本が施工中だが、開通時期は決まっていない。  横浜藤沢線は、港南区丸山台の環状2号線~戸塚区小雀町(鎌倉市境)を結ぶ延長約7330㍍の都市計画道路。田谷小雀地区は栄区長尾台町~戸塚区小雀町までの約1420㍍区間に当たり、栄IC・JCTで横浜湘南道路と横浜環状南線に接続する。24年度末時点で事業進捗率は69%、用地取得率は88%。  田谷小雀地区の標準幅員は32㍍で、最終的には幅員3・5㍍の車道を往復6車線設け、両脇に3㍍の歩道と1㍍の植栽帯を配置する。中央分離帯は場所によって4~2㍍と前後する。右折レーンや合流部の幅員は38㍍。  田谷小雀地区から上永谷舞岡地区(港南区~戸塚区)までの区間は事業化に至っていないため、事業化した際に6車線で開通できるよう、段階的に整備する考えだ。6車線のうち4車線を供用し、残る2車線は自転車道や自転車レーン(専用通行帯)として暫定的に活用することを想定しており、神奈川県警察と調整を進めている。  田谷線は、都市計画道路田谷線と都市計画道路戸塚大船線の一部区間を合わせた市道で、延長は約670㍍。横浜藤沢線と同様に栄IC・JCTで横浜湘南道路と横浜環状南線につながる。  田谷線の幅員は16㍍で、3㍍の車道2車線の両側に3㍍の歩道と1㍍の植栽帯を設ける。  市は、横浜藤沢線と田谷線の道路照明や、今後交差点に設ける歩道橋の予備設計を行うため、アジア共同設計コンサルタント(横浜市西区)と随意契約を結んだ。履行期限は8月31日まで。  1998年度にセントラルコンサルタント(東京都中央区)が予備設計を担当したが、関連する道路の事業進捗や地元の要望などを受け、道路の線形や交差点の位置・形状などを再検討する必要が生まれた。コーセツコンサルタント(横浜市神奈川区)に縦断・横断線形や勾配など、アジア共同設計コンサルタントには道路構造物などの設計を委託した。 ~2028年度末にも田谷交差点の暫定供用~  横浜藤沢線の田谷交差点(栄区田谷町)は、形状が複雑で渋滞が発生しており、道路の整備に伴って形状を整理する。用地の上空で横浜湘南道路の高架部を整備しているため、高架下が空き次第、交差点改良に着手する方針。  2028年度末までを目指して片側の車道を整備し、部分供用する。暫定供用部分で交通を切り回している間に、もう片側を施工する想定だ。暫定供用する交差点の形状などについても、県警と協議を行う。