山本浩之氏(やまもと・ひろゆき=徳島河川国道事務所所長)
四国
ふるさと徳島へ高校時代以来の帰還。「人口減少が、まちを寂しく感じさせている。長く離れた分、誰よりもふるさとを想っている。活気ある徳島を取り戻すべく、まちを支えるインフラ整備やまちづくりに注力したい」と高いモチベーションを語る。2003年の事務所名変更以来、初の地元出身所長だけに思いもひとしお。「市町村との連携を深めながら、国交省の力を最大限発揮させる。より良い徳島の礎づくりに貢献していく」と口元を引き締める。
就任直後、所内に〝楽しく仕事をする〟〝一つやりたい仕事をする〟などの五訓を掲げた。職員には「誰でもいつでも相談に乗る。優先順位を付け、前向きに一つのことを全うする力を付けてほしい」と背中を押す。自身の座右の銘も『一意専心』。「まあ、私はやりたいことが100個くらいあるんですけどね」と笑いを誘う。
就任直前まで、インドネシアの首都ジャカルタで地下放水路プロジェクトに携わった。「人口約4000万人。爆発的な人口増加に都市開発が追い付かず、混沌とした街だった。大気汚染や洪水も多く、インフラ整備は十分とはいえない。それでも街に発展の兆しがある。なぜか。それはひとえに活気。人々の活気と情熱にあふれていた」と振り返る。
「まちは人が住んで発展していく。それは徳島も同じ。活気あるふるさとに向け、基盤強化を進めたい」と熱い思いを口にする。趣味はルアー釣り、阪神タイガースのファン。
【略歴】広島大学工学研究科修了。2018年中国地方整備局企画課企画課長、20年道路局環境安全・防災課課長補佐、22年水管理・国土保全局河川計画課課長補佐、23年JICA専門家(インドネシア公共事業省)を経て現職。小松島市出身。40歳。
