川崎市 南部市場施設整備 基本構想を26年度内に策定
神奈川
再整備する 南部市場
川崎市経済労働局は、老朽化が進む「川崎市地方卸売市場南部市場」の施設整備の方向性や整備効果などを示す「基本構想」を2026年度内に策定する。公募型プロポーザル方式で詳細検討業務の受託者を募集し、応募した2者の中で最適な提案を行った三菱UFJリサーチ&コンサルティング(東京都港区)を特定した。
業務では、市場機能に必要な施設の規模と余剰地活用で導入する機能・規模を整理。敷地内の施設配置や動線、市場を休止しないことを前提とした工事計画・整備手法などを検討する。
また、PFIなどの民間活用を行う場合の最適な事業手法や、民間事業者へのヒアリング・個別対話への同席といった支援も実施する。
南部市場(幸区南幸町3ノ126ノ1)は、青果と水産物、花きを取り扱う卸売市場。1944年に中央市場として開場し、2007年に地方卸売市場に転換した。敷地面積3万2224平方㍍の中に卸売場棟や事務所棟、数百㌧級の冷蔵庫などを配置している。
多くの施設が1960~80年代に整備されており、市場全体で老朽化が進んでいる。加えて動線の交錯、スペース不足などの課題があるため、全面建て替えも視野に入れた再整備方針を検討する。
7月に中間報告を行い、11月に基本構想案をまとめる。12月から27年2月にかけてパブリックコメントの手続きを実施し、27年3月に基本構想を策定する見通し。続く「基本計画」は27年度以降に策定する予定だ。
