神奈川県 城ケ島公園などParkーPFI サウンディング調査を26年夏に

神奈川

秦野戸川公園の未整備エリア1・6㌶。

 神奈川県は、県立都市公園のうち城ケ島公園などで、Park―PFIの導入に関するマーケットサウンディング調査を夏に実施する予定だ。これまでの民間事業者への調査でPark―PFIへの興味が示された公園の中から、利用者数や適地の有無などの条件を踏まえて選定した。Park―PFIの導入が適当と判断した公園については、26年度中に公募設置等指針案を作成する。  県は06年度から都市公園に指定管理者制度を採用。現在の指定管理期間は4期目に当たり、22年度から26年度までの5年間で26公園(24件)に導入している。Park―PFIなど指定管理者制度以外の公民連携手法の併用、一律5年間としていた指定期間の見直しなどを検討するため、28年度まで指定期間を延長した。  現時点でPark―PFIの導入可能性について調査を予定するのは▽城ケ島公園▽秦野戸川公園▽辻堂海浜公園―など。Park―PFIまたはPark―PFIと指定管理者制度を組み合わせる方式について2月に民間事業者へヒアリングしたところ、それぞれ2者から興味・関心が示された。  城ケ島公園(三浦市三崎町城ケ島)は、三浦半島の最南端に位置する14・6㌶の風致公園で、24年の年間来園者数は約39万人。公園内にある旧ユースホステル跡地の活用可能性が示されている。  秦野戸川公園(秦野市堀山下)は表丹沢の登山口、秦野市を流れる水無川の両岸にある面積36・1㌶の都市公園で、24年度の年間来場者数は約61万人。県が造成工事を進めている未整備区域約1・6㌶の活用が想定される。  辻堂海浜公園(藤沢市辻堂西海岸3)は藤沢市南西部の辻堂海岸に面する面積19・9㌶の総合公園。芝生広場やプール、自転車練習コースとして利用される交通公園があり、24年度の年間来場者数は約168万人に上る。施設の老朽化が進んでいる交通公園にPark―PFIを導入したいといった意見がある。  いずれの公園も全体は指定管理とし、一部のエリアにPark―PFIを導入する想定。ParkーPFIの公募設置等指針案、その他の公園も含めた26公園の指定管理者募集要項案の作成をニュージェック(大阪市北区)に委託した。履行期限は27年3月19日まで。現在の指定管理期間が終了する28年度末までに事業者を選定する考えだ。