愛川町 原臼住宅跡地売却プロポは不調 中東情勢影響で候補者辞退

神奈川

対象物件の現況。土地面積は758平方㍍

 愛川町は、町営原臼住宅跡地の売却先を決めるための価格競争型プロポーザルが不調となったと明らかにした。審査を経て候補者1者と話し合いを進めていたが、中東情勢の影響を受けて候補者が辞退したという。今後、公募内容を精査して再公告に備える。再公告の時期は未定。  対象物件の所在地は半原字臼ケ谷3851ノ2他の土地758平方㍍。JR相模線の番田駅から約11・6㌔の場所で、周辺には宮ケ瀬ダムや塩川滝といった景勝地や複数のゴルフ場がある。用途地域は第1種住居地域・準工業地域で建ぺい率60%、容積率200%。  売却基準価格は1840万円。住宅の場合は3年以内、非住宅の場合は5年以内に整備を完了することを条件としていた。 プロポには手応え  今回の公有地売却では従来の一般競争入札に代わり、事業計画の質と価格を総合的に評価するプロポーザル方式を採用した。提案価格(60点)・事業計画(40点)の合計点で審査し、売却基準価格を下回る提案でも内容に応じて採択を検討するとしていた。収益を得るだけでなく、住宅供給や定住促進といったまちづくり方針に寄与する土地利用を誘導する考え。  担当した財務部管財契約課は「従来の一般競争入札だと金額勝負となりどうしても価格が高くなってしまう。プロポーザルでは提案次第で売却基準価格未満でも取得できる可能性があるため、問い合わせの数が多くなった」と手応えを感じている。  再公告の内容については、他の物件との一括売却なども視野に検討する。