帝国ホテル タワー館の解体着工を30年度に延期

東京
 【千代田】帝国ホテル(千代田区)は、帝国ホテル東京の建て替えに伴うタワー館の解体工事について、着工時期を2030年度末ごろに変更すると発表した。当初は24年度中としていたが、建築費や労務費の高騰と、同事業を含む内幸町一丁目街区再開発プロジェクトの進捗状況を踏まえて決定した。  同社はホテルと賃貸オフィスなどが入居するタワー館を24~30年度、宿泊・宴会場・ショップなどが入る本館を31~36年度に建て替える計画だった。新築する建物の規模は、タワー館が地下4階地上46階建て延べ約27万平方㍍、新本館が地下4階地上29階建て延べ約15万平方㍍。本館の着工時期は未定で、現在の施設を継続して使用する。基本計画の策定は日建設計・山下設計JVが担当した。所在地は千代田区内幸町1ノ1ノ1。  同事業は、北地区(帝国ホテル・三井不動産)、中地区(NTT都市開発・東京電カパワーグリッド)、南地区(第一生命保険・中央日本土地建物・東京センチュリー・東京電カパワーグリッド)の三つの地区で構成する内幸町一丁目街区再開発プロジェクトの一環として実施する。  帝国ホテルは中地区に建設されるセントラルタワーの低層部にも大型宴会場、高層部に宿泊特化型のスモールラグジュアリーホテルを新設するなど、事業の拡大を計画している。