福山市 エフピコRiM2階再生へ27年1月ごろ改修工事発注

岡山

2階フロアを改修するエフピコRiM

 福山市は、旧大型複合商業施設「エフピコRiM」2階フロアの活用に向けて、2027年1月ごろに改修工事を発注する。28年4月のリニューアルオープンを目指す。  2階フロアの活用可能な延べ床面積は約4240平方㍍。床・壁・天井の内装材などを全て取り払ったスケルトンの状態で、空調・換気設備や電気設備、防災設備の他、エレベーター2基、階段などを改修。エスカレーターの改修については、設計の中で決める。  本年度の当初予算には改修工事費として3億9320万円を計上。また27年度の債務負担行為として限度額5億8980万円を設定している。設計業務は佐藤設計(福山市)に委託し、9月30日の納期で進行中だ。  建物の規模は、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上9階建て延べ7万0266平方㍍。そのうち、併設する立体駐車場の延べ床面積が9336平方㍍で、駐車台数が289台。所在地は西町1ノ1ノ1。  エフピコRiMは、1992年に福山そごう(百貨店)として建築された。2000年に閉店した後、市が土地と建物を取得。商業施設と公共施設の複合施設として運営していたが、設備面の老朽化などにより20年に閉店した。  市は、20年3月に「福山駅前再生に向けたRiM再生の方針」を策定し、1階フロアの再生・活用に着手。22年から福山電業(福山市)が複合施設「iti SETOUCHI」を運営している。  1階フロアは、イベント開催数やレンタルスペース利用者が順調に増加しており、オフィス区画も全ての区画が入居済みだ。地域ににぎわいが生まれつつある状況を受けて、市は2階フロアの有効活用にも取り組むことを決めた。主にオフィスとしての需要を見込んでいる。  2階フロアの運営事業者については、市が25年9月に公募型プロポーザルで募集したが参加者がいなかった。条件などを見直し25年12月に再公告した結果、1階フロアを運営する福山電業に決まった。同社が自らの負担で内装工事を担うとともに、必要に応じてその他の工事も行う。