東建新会長 会員の支援充実、行政と連携強化

東京

池上一夫新会長(右)、小池百合子知事(左)

 東京建設業協会(東建)は5月27日の定時総会と理事会を経て池上一夫副会長の会長就任を正式に決めた。池上新会長は会合後に開いた東京土木施工管理技士会との合同懇親パーティーで登壇。会員に対する支援の充実や行政機関などとの連携強化に取り組む考えを伝えて協力を求めた。  池上新会長はまず、東建と技士会の前役員に「業界が混沌(こんとん)とする中で両会を強力に導いてくれた」と謝意を表した。また、東建のかじ取りに当たる自身について「職責の重さに身の引き締まる思いだ」と真情を吐露した。  続いて働き方改革や人手不足、中東情勢などを挙げながら、建設業が転換期にあるとの現状認識を説明。このため、会員に対する支援の充実に向けて「よりいっそう会員各社の意見を真摯(しんし)に細かく吸い上げる」とともに、課題の解決を目指し「行政機関その他関係各所とさらに連携を図る」と強調した。  その上で「東京をもっともっと元気に、世界に誇れる都市にしたい。皆さんの支援・協力をお願いしたい」と訴えた。 ―小池知事 「これからも共に進もう」―  合同懇親パーティーには東京都の小池百合子知事が出席。祝辞の中で東建などと連携して都立工科高校のカリキュラムを見直すことや、都発注工事の熱中症対策で労務費の割り増しや夏場の一斉休工などを始めることを紹介しつつ、「ピンチはチャンス。いろんなアイデアも出てくると思う。これからも皆さんの声を聞きながら共に進んでいきたい」と述べて新体制の活動に期待を寄せた。