高松東バイパス延伸の着手要望  国との建設事業調整会議で池田知事

四国

香川県建設事業調整会議

 国土交通省四国地方整備局と香川県は6月1日、建設事業調整会議を開き、香川県内の建設事業の円滑な推進に向け、相互の意見交換を行った。香川県の池田豊人知事は、現在整備中の豊中観音寺拡幅、大内白鳥バイパスに次ぐ直轄道路の4車線化・バイパスの着手を要望。具体的に高松東バイパスのさぬき三木インターチェンジ以東の延伸に向けた計画段階評価の着手を求めた。  四国地方整備局の奥田晃久局長は、「今〝はい〟と言える状況ではないが、思いは十分伝わっている」と話し「道路ネットワークや周辺道路の交通状況を調べ、必要性を明確にしたい」と今後の見通しを述べた。  池田知事はさらに「道路標識や照明などの老朽化対策が遅れている。交付金で支援してもらえるよう、さらなる制度の新設を要望したい」と求めた。奥田局長は「こういったニーズがあることを本省道路局に伝えたい」と応じた。  池田知事からはこの他に国土強靱化予算の確保や、南海トラフ地震に備えた海岸堤防の嵩上げに向けた支援、準用河川や市町管理の海岸堤防整備の交付金拡充、高松港のクルーズ岸壁整備とフェリー・高速船乗り場建て替えへの支援、高松空港の計器着陸装置高カテゴリー化(CATⅢ)の早期整備、水道施設の老朽化対策に向けた補助率の引き上げなどを要望した。  奥田局長からは流域治水について「国と県が共通の認識を持ち、県管理区間の内水対策にも着目したい。スモールスケールの治水推進のための新たな制度設計や既存制度の要件緩和について意見を伺いたい」と述べた。これに対し池田知事は「新しい制度は非常に有効。土器川の支川整備で活用しており、今後は二級河川単独での対応もお願いしたい」とさらなる拡充を求めた。  また高松環状道路について奥田局長は「詳細ルートや構造の検討を進めるに当たり、県と連携しながら進めたい」と協力を要請。池田知事は「県が整備を進めている空港連絡道路とつながることが重要」と応じ、引き続き協力しながら計画づくりを進める意向を示した。