前田昌弘氏(まえだ・まさひろ=国土交通省松山港湾・空港整備事務所長)

四国

松山港湾・空港整備事務所長に就任した前田昌弘氏

 松山での勤務は3回目。2016年から4年間、工務課長として勤務しており、管内の情勢はある程度把握できている。  愛媛県には重要港湾6港、地方港湾45港の計51港あり、瀬戸内海航路の中継点としての歴史的役割も大きい。「地域と共に発展するため、港湾・空港を活用した物流の効率化や観光・交流の拡大、さらには防災力の強化について地元ニーズに耳を傾けつつ、港湾管理者などとも連携しながら各種施策を展開していく」と抱負を語る。  主要事業については、三島川之江港の金子地区で複合一貫輸送ターミナル整備事業が新規採択され、設計・調査に取り掛かる。松山港では外港地区国際物流ターミナル整備事業として港内の静穏度向上に向け、吉田浜防波堤延伸工事にも着手する。  松山空港整備事業については、滑走路端安全区域(RESA)対策として本施設初のケーソン据え付けを行う。また、ターミナル地域再編整備事業としてCAB庁舎などの移設に伴う道路線形の変更工事を実施する。その他、港湾脱炭素化推進計画(カーボンニュートラルポート)の推進やブルーカーボン(藻場造成など)をはじめ、環境に配慮した港づくりを目指していく。  休日には季節の風景を眺めながら地域の料理を楽しみ、温泉に入ってその土地の雰囲気を感じてリフレッシュするそうだ。 【略歴】1990年運輸省採用、松山港湾・空港整備事務所工務課長、高松港湾空港技術調査事務所副所長などを経て4月から現職。香川県出身。56歳。