静岡河川 労務単価、資材高騰で事業進捗に影響
静岡
土砂を養浜材として活用している(提供/国土交通省静岡河川事務所)
国土交通省静岡河川事務所は、労務単価や資材高騰により「実質的な予算が目減りし、事業進捗へ影響が出ている」と分析している。特に浸食対策のための低水護岸工事単価は顕著で、2025年度予算は20年度と比べ、安倍川約47㌫、大井川約40㌫の増加となった。
安倍川と大井川の河道掘削では、それぞれ20年度と比較し、1立方㍍あたり安倍川は2935円から3327円(約13㌫増)、大井川は1853円から2098円(約14㌫増)に25年度単価が上昇・予算も増加した。対策として、静岡市駿河区下川原地区の土砂は清水海岸へ、焼津市飯淵・吉田町川尻地区の土砂を駿河海岸へ養浜材として有効活 用している。
また、駿河海岸での養浜工も1立方㍍あたり5556円から6318円(約14㌫増)となっている。そのため、河道掘削で発生した土砂だけではなく、島田市の長島ダムの土砂も活用し、養浜を行っている。
低水護岸工事も、1㍍あたり、安倍川は41万4600円から60万9500円(約47㌫増)、大井川は42万3700円から59万3800円(約40㌫増)となっている。
