横浜市 都市マス「エリア別方針」を28年度に 4エリアで策定

神奈川
 横浜市都市整備局は、新たな都市計画マスタープランで新設する「エリア別方針」について、「都心及び周辺エリア」などの4エリアで策定する。「地域別構想(区プラン)改定の方向性(案)」で明らかにした。18区のうち前半に立案する8区の「区別計画」と合わせて2027年度に素案をまとめ、28年度に策定する計画だ。  現行の都市計画マスタープランは、全体構想と、地域別構想となる区プラン・地区プランで構成する。全体構想は25年度に改定した。  地域別構想の見直しに伴い、複数区にまたがる「エリア別方針」と、18区ごとの「区別計画」の2部構成に改める。目標年次は全体構想と同じく40年とし、公共事業や民間の開発事業の指針として活用できるようアップデートする。  「エリア別方針」は、主に環状2号線の環の内側にある既成市街地を「都心及び周辺エリア」とする。都心や臨海部などを含む鶴見区・神奈川区・西区・中区・南区が対象だ。  この他、環の外側に広がる郊外部を鉄道沿線などの生活圏ごとに3エリアに分割。港北区、緑区、青葉区、都筑区を「北部エリア」、保土ケ谷区、旭区、戸塚区、泉区、瀬谷区を「西部エリア」、港南区、磯子区、金沢区、栄区を「南部エリア」に設定した。  「エリア別方針」では、全市プランを踏まえて、エリアごとに経済・暮らし・にぎわい・環境・安全安心の五つのテーマに基づくまちづくりの方向性を整理する。まちづくりの実現に向けて、土地利用や都市交通の方針を示す。  「区別計画」は数が多いため、前半と後半に分けて策定する。前半は西区、金沢区、港北区、緑区、青葉区、都筑区、戸塚区、泉区の8区、後半は鶴見区、神奈川区、中区、南区、港南区、保土ケ谷区、旭区、磯子区、栄区、瀬谷区の10区。  区ごとの現状や課題を洗い出し、区の将来像を提示。拠点駅の機能強化や密集市街地の整備など、具体的なまちづくりの取り組みを記載する。  後半の区は策定時期が他より1年ほど遅れる見込みで、27年度にヒアリング、28年度に素案をまとめて29年度に策定する予定。