台東区 上野駅周辺の都市空間再編 検討業務をパシコン・日建JV

東京

検討の対象エリア

 台東区は上野駅周辺の都市空間再編に向け、27年度にも構想を策定する。これに向けた調査・検討業務の公募型プロポーザルを実施し、パシフィックコンサルタンツ・日建設計JVを優先交渉権者に選定した。参加者数は5者だった。委託期間は2027年3月31日まで。「車両中心」から「ひと中心」の空間への再構築とウォーカブルなまちづくりを目指した検討を行う。  検討内容は、50台以上の自動車を収容可能な大規模駐車場や、タクシー・バスなど交通施設の配置の最適化など。  上野駅周辺では25年度に調査を行ったところ、駐車場が2237台分ある一方で、需要量が1832台と供給量が大幅に上回っている。このため、駐車場を集約する他、多層階の歩行者ネットワークや駅前広場、これらをつなぐ縦動線などのあり方も検討。基本検討図の作成や設計条件の整理、基盤施設の整備にかかる概算事業費の算出も行う。  区は検討結果をもとに歩行者空間や改札付近の混雑緩和、バリアフリー化、スムーズな乗り換え動線の確保など、課題に沿った基盤整備を進める考えだ。  構想は本年度に骨子を決定、27年度内の策定を目指す。また、28年度には都市再生整備計画の策定も予定している。