戸田建設 「未完の都市」アートに

東京

手塚愛子氏の作品

 戸田建設は、本社ビル「TODA BUILDING」(中央区)でパブリックアートプログラム「APK PUBLIC Vol.2」を開催している。手塚愛子氏、渡辺志桜里氏、藤倉麻子氏ら3人のアーティストが制作した作品を広場やロビーなどで展示。期間は2027年11月30日まで。  テーマは「未完の都市(The Becoming City)」。東京都現代美術館学芸員の藪前知子氏がキュレーターを務める。  手塚氏は、古地図や建設現場の記録、ネイル、買い物メモに記された文字などを織物に表現した作品を展示。  渡辺氏は水槽を使って生態系の循環を表現した作品に加え、能舞台の床下に埋められた音響用の甕(かめ)をモチーフに、土地に刻まれた記憶や声を表現した作品を制作した。  藤倉氏は、架空都市「オープンサンライズ・シティ」を題材に、映像と立体物を組み合わせたインスタレーション作品を展示している。  同社は、TODA BUILDINGを拠点にアート事業「ART POWER KYOBASHI」を展開しており、アートによる新たなまちの価値づくりに取り組んでいる。