都心5区の大規模オフィス 空室率は1・12%

東京
 三幸エステート(中央区)がまとめたオフィスマーケットの動向調査によると、都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)にある大規模オフィスビル(1フロア面積200坪以上の賃貸ビル)の5月の空室率は、前月からマイナス0・03ポイントの1・12%だった。空室を抱えた新築ビルが竣工した一方、大型の館内増床などがあった。将来的に市場へ供給され得る空室の割合を示す潜在空室率は、前月比0・01ポイントプラスの2・56%。同社では新規供給が低水準にとどまることから、低下傾向が続くと見ている。  1坪当たりの募集賃料は7カ月連続で上昇。都心部では賃料水準の上昇で、予算に合った移転先が見つからない事例が出ている他、中東情勢の悪化による入居前工事や現状回復工事のコストが上昇し、テナントは想定を上回る費用を強いられている。  募集賃料を前年同月と比べると、2024年2月から28カ月連続でプラス。特に直近3カ月は10%台の上昇とペースが加速している。