川崎市 入江崎総合スラッジC汚泥処理施設 DBO視野に市場調査

神奈川

上空から見た入江崎総合スラッジセンター(川崎市ホームページより)

 川崎市上下水道局は、老朽化した「入江崎総合スラッジセンター・4系汚泥処理施設」の再構築事業に民間事業者の活用を検討するため、サウンディング型市場調査を9月に実施する。調査に参加できるのは法人もしくは法人のグループ。DBO方式の採用を仮定して事業スキームや参加意欲について意見を求める。  7月2、3日に事業説明会と現地見学会を開き、8月5日まで参加を受け付ける。9月7~11日にかけて個別対話を実施し、10月に結果を公表する予定だ。  入江崎総合スラッジセンター(川崎区塩浜3ノ24ノ12)では、市内4カ所の水処理センターから集めた汚泥を濃縮・脱水して焼却処理している。汚泥処理施設は4系列を設置。用途地域は工業地域で、建ぺい率60%、容積率200%。敷地面積は約3万7001平方㍍。1995年11月に運転を始めた。  今回の事業の対象となるのは、「4系汚泥処理施設」。供用開始から22年たって老朽化が進行しているため、施設を建て替える。2026年度まで同一敷地内で「1系汚泥処理施設」の建て替えを実施しており、既存の1系汚泥処理施設を撤去した後のスペースに新たな4系汚泥処理施設を建設する。  新施設の1日当たりの計画最大処理量は40㌧、年間では1万1680㌧を想定。汚泥処理の高度化による温室効果ガスの削減や、処理で発生した熱エネルギーなどの有効利用も施設の条件とする。  今回の調査では設計・施工・維持管理と運営を事業者が担うDBO方式を想定。その場合、27年度に事業者を決定し、28~31年度にかけて新4系汚泥処理施設を設計・建設。32~51年度まで維持管理・運営する。既存の4系汚泥処理施設は32年度中に撤去する。  想定する事業者公募スケジュールでは、27年4月に実施方針、6月に募集要項を公表。12月まで事業提案書を受け付け、28年3月に優先交渉権者を選ぶ。事業契約の締結は4月の見込み。  応募書類の提出・問い合わせ先は、上下水道局下水道計画課 電話044(200)3209。