川崎市 国際交流Cなど3施設の機能を検討 基礎調査でプロポ

神奈川

機能や規模を検討する国際交流センター(川崎市ホームページより)

 川崎市市民文化局は公共施設の適正管理と活用のため、国際交流センターと能楽堂、男女共同参画センターの将来的に必要な機能や規模を検討する。対象施設を調査する事業者を公募型プロポーザル方式で6月30日まで募集。7月10日まで企画提案書を受け付け、同月17日に審査を実施。優先交渉権者と8月6日に契約を締結する。事業概算額は税込み5232万7000円。履行期間は2027年3月31日まで。整備を実施する場合は27年度以降に着手する。  業務では、施設の屋根や外壁、各種設備・汚水配管などの劣化状況を調査。現行の建設関連法規と照査し、既存不適格と考えられる箇所を洗い出す。調査結果を踏まえ、将来的に必要となる修繕・建て替えの時期やコストを算出する。施設の用途変更と各ホールの客席数についても検討を行う。  業務の成果を基に、2027~28年度または29年度にかけて一部施設の整備に着手する見通し。既存施設の長寿命化対策のみ実施する可能性もある。  対象施設のうち、国際交流センター(中原区木月町祇園町2ノ2)の規模は、鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て延べ約9677平方㍍(別棟含む)。建物内にはホールや会議室、ギャラリーなどがある。茶室を持つ和風の別館も建っている。竣工は1994年6月30日。  能楽堂(川崎区日進町1ノ37)は鉄筋コンクリート造地上2階建て延べ約543平方㍍。ホールと控え室を配置している。86年4月1日に竣工。  男女共同参画センター(高津区溝口2ノ20ノ1)の規模は鉄筋コンクリート造地上4階建て延べ約3337平方㍍。ホールの他、研修室や多目的室などが設置されている。竣工年は74年3月31日。  市は27年2月に、公共施設の適正配置を目指す「資産マネジメント第3期実施方針」を中間改定する。市民ニーズを把握した上で機能の整備を図る「機能重視」の考え方に基づき、集約・複合化、多目的化などを主な手法として公共施設の最適な配置を検討する。