設備投資計画がある県内企業は65%

静岡
 2026年度に設備投資計画がある静岡県内企業は65・0%(前年度比4・1ポイント増)で、2年連続で上昇した。予定がある企業からは「工場内の暑さ寒さ対策のための空調設備」(機械製造業の中小企業)、「先延ばしにすると、設備の値段と工賃が上がってしまう」(不動産業の小規模企業)などの声が上がった。  設備投資の予定がない企業のうち、57・5%が「先行きが見通せない」ことを理由に挙げている。「10年前と同じ設備でも費用が2倍となり、投資には慎重になる」(化学品製造の中小企業)という声もあった。  帝国データバンク(DB)が4月16~30日に行った調査に回答した県内企業のうち、既に実施した企業は8・8%。予定している企業は35・0%、実施を検討中は21・2%だった。一方、「予定していない」は26・9%、「分からない」は8・1%だった。予定していない企業は前年度から4・5ポイント減った。  帝国DBは調査結果について「25年度のトランプ完全、26年度の中東情勢悪化で、設備投資を取り巻く環境は良好と言い難い」とした。  設備投資の内容は「入れ替えや交換、更新など、設備の代替」が64・8%で突出して多かった。既存設備の維持・補修が28・5%、省力化・合理化(省人化など含む)が28・0%と続く。事務所などの増設・拡大(建て替えも含む)は9・8%で、前年度の11・2%から1・4ポイント下がった。  主な資金調達方法は自己資金が56・0%で最多。金融機関からの長期の借り入れが19・7%、金融機関からの短期の借り入れが6・2%で続いた。