協和ダンボール 恵那西工業団地のC区画に進出 製造拠点と物流倉庫建設

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協定書を手にする髙木社長(右)と小坂市長(左)

 【岐阜県恵那市】段ボール製品の製造と加工品の販売などを手掛ける協和ダンボール(恵那市長島町中野1269ノ2)は、恵那市が武並町・三郷町に開発した「恵那西工業団地」のC区画に進出する。1期工事で、製造拠点と新規事業の物流倉庫建設を計画しており、12月をめどに社内でプランをまとめる見通し。恵那市役所で6月12日、企業立地協定締結式が行われた=写真。  同社は設計者と施工者を2027年1月までに決め、27年4月ごろの造成着工を目指す。1期工事の完成は28年4月ごろを想定。土地取得費用を除く投資額は、約20億円を見込んでいる。  恵那西工業団地は、開発面積16㌶。A・B・Cの3区画に分けて分譲し、A区画にはエアコン冷媒用被覆銅管などの製造を手掛ける中央物産(岐阜県中津川市)、B区画には測定センサーのへレウス・エレクトロナイト(千葉県市川市)が進出している。  C区画は、ヤマシンスチール(大阪市中央区)が23年に進出を決めていたが、26年2月に土地の保有を断念。3月に恵那市内で事業予定地を探していた協和ダンボールが、ヤマシンスチールからC区画を買い取った。  協和ダンボールは、1期工事として、C区画全体約3・1㌶のうち約1㌶(建ぺい率60%)を開発。製造拠点とともに、A区画の中央物産、B区画のへレウス・エレクトロナイトなども使える物流倉庫の整備を計画している。現在進めている需要調査によっては、1期工事では物流倉庫のみの建設となる可能性も示唆した。  協定締結式であいさつした髙木良直社長は、新規事業となる物流拠点の整備について「わが社は段ボールを介して、あらゆる産業との付き合いがあることが強み。関東と関西の中心にある恵那に物流業を開業したい」と説明。すでに「AB両区画に進出する2社にもヒアリングし、好感触を得ている」とした。 【小坂市長 2期開発も用意】  また小坂喬峰市長は「紆余曲折はあったが今回こうして協定を結ぶことができ、うれしく思う」とあいさつした上で、「今後2期の開発も用意している。その際にはよろしくお願いしたい」などと同工業団地の第2期開発をアピールした。  2期の事業面積は約14㌶。三郷町野井北山から武並町竹折折坂にかけての区域を対象としている。本年度に基本設計調査・測量業務を進める予定で、順調に進めば、2~3年後に造成工事の着手できる見通しだ。