神奈川県 CCUS活用モデル営繕工事 費用は発注者負担に

神奈川
 神奈川県県土整備局は、建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用する営繕工事で、カードリーダーの購入などに要する費用を発注者負担とする。4月に適用した試行要領では受注者の負担としていたが、7月1日以降に発注する工事では土木工事と同様、清算変更時に支出実績に基づく費用を計上する。  国土交通省が4月に営繕工事の費用を発注者負担にしたことから、試行要領を改正した。受注者から提出されたCCUS活用実績報告書を確認した上で、カードリーダーや顔認証型リーダーなどの機器の購入費用、現場利用料(カードタッチ費用)を負担する。清算変更時に「現場管理費」として計上する。  発注者負担となる機器の台数は1工事当たり2台まで。リースで調達した場合、またパソコンやタブレットなどカードリーダー以外の機器を用いた場合は対象外となる。  県土整備局は4月に土木、営繕ともにモデル工事の要領を改正し、CCUSの活用を工事成績評定に反映することとした。計測日の元請け・下請け企業数に対するCCUSの登録事業者数(登録事業者率)、計測日の元請け・下請け企業の技能者数に対する登録技能者数(登録技能者率)、計測日に工事現場に入場した技能者の数に対してカードリーダーにタッチした技能者数(就業履歴蓄積率)を調べ、全ての項目で目標基準に達した工事で1点加点する。  営繕工事では平均登録事業者数70%、登録技能者率50%、就業履歴蓄積率30%を基準に設定している。