横浜市 都市の緑のコンセプトをプロポで 赤レンガパークなどで緑化整備

神奈川

赤レンガパーク南側の整備イメージ(横浜市資料より)

 横浜市都市整備局は、都心臨海部にふさわしい「都市の緑のコンセプト」を検討し、赤レンガパークと高島中央公園のそれぞれでコンセプトを具現化するための基本計画を策定する。公募型プロポーザルで事業者を募集し、参加意向申し出書を6月23日まで、提案書を7月31日まで受け付ける。1次評価を経てヒアリングを8月26日に実施し、9月上旬に受託者候補を特定する。契約の締結は9月中旬の見込み。  都心臨海部に緑の空間を創出することで、新たに象徴的な都市景観を生む。日常的に自然を感じられる憩いと交流の場としての機能の他、暑熱対策の効果も期待する。  3月に策定した「水際線まちづくりコンセプトプラン」や先行する大通り公園のリニューアルも踏まえつつ、横浜駅、みなとみらい、関内・関外、山下ふ頭を中心とするエリアで「都市の緑のコンセプト」を策定。赤レンガパークと高島中央公園を拠点とした緑化の考え方や方向性を整理する。  赤レンガパーク(中区新港1ノ1、面積5万7009平方㍍)では、赤レンガ倉庫を挟む南北の敷地を対象に、基本計画をまとめる。  赤レンガパーク第2駐車場に人工地盤を設けて、緑化する方針。象の鼻パークへとつながるペデストリアンブリッジの新設計画や旧横浜駅プラットホームなど歴史的建造物の保存、赤レンガ倉庫の眺望などを考慮する。  用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)に指定されている。  高島中央公園(西区みなとみらい5ノ2ノ2、面積1万3962平方㍍)の基本計画は、園内全域を対象とする。イベントスペースの確保や遊具の検討、埋設した災害用地下給水タンクの構造や荷重制限といった条件を念頭に置き、住民や来街者が豊かな自然の中で憩い、遊び、交流できる空間として整備する。  水際線のうち、新高島駅周辺から臨港パークに至る「キング軸」の拠点として回遊性を高め、滞在性の向上も図る。  公園に接する市道高島台第242号線(とちのき通り)と、市道高島台第243号線の歩道空間についても検討を行う。  公園の用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率600%)。  基本計画で拠点ごとの概算事業費やスケジュールを試算する。履行期限は2027年3月26日。