建災防県支部主任安全指導者会議 講習オンライン化など議論

静岡

講習のオンライン化など提案があった主任安全指導者会議

 建設業労働災害防止協会静岡県支部(市川照支部長)は6月15日、静岡市駿河区内で2026年度第1回主任安全指導者会議を開き、労働災害発生状況、熱中症対策の強化や安全パトロール実施状況などを確認した。出席した各分会の主任安全指導者からは、講師の高齢化や受講者減少、開催催行人数の条件など課題があるため、講習・研修のオンライン化の要望があった。  労働災害発生状況については、25年(確定値)は建設業で6件の死亡災害が発生したこと、墜落、転落の割合が多かったこと、年齢別では50歳以上の事故が3件だったことを報告。26年5月31日時点(暫定値)では、建設業ですでに6件の死亡災害が発生していることも説明した。  同指導者会議後に開く「安全指導者研修会」の講演テーマとした「職場における熱中症対策の強化」については、県支部では、監理・監督者向けの講習会を開いていることや企業・団体からの要望を受け出前講習も実施していることを報告した。  各分会の熱中症対策の状況では▽協力会社の教育徹底が課題▽講師の高齢化▽現場の対策は万全にしていても、個人の体調によるところが大きい―などの課題が挙がり、それぞれの分会での対応を紹介。県支部として行政への要望活動の必要性を訴えた。  分会別の安全パトロールは、25年度に実施した数を集計すると127回(前年比13回減)、延べ901人(同93人減)だったことを報告。県支部事務局からは、安全パトロール時に使用している「点検表」最新バージョンの利用を促した。  この他、27年度の安全指導者研修会のテーマについても意見交換した。