工業高校生7.3万人が国家資格 2級土木の合格率51.3%

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 全国工業高等学校長協会の調べによると、2025年度に国家資格を取得した工業高校生は延べ7万3345人で、合格率は60・8%となり、前年度の調査より0・6ポイント上昇した。建設関連の技術者資格の合格者数は、2級建築施工管理技士補が1673人(合格率41・5%)、2級土木施工管理技士補が1747人(同51・3%)だった=表参照。  調査には、協会の会員となっている全国の工業高校583校のうち、539校が回答した。回答した高校の生徒数は21万9061人で、このうち延べ12万0673人が資格取得にチャレンジし、延べ7万3345人が合格した。  建設関連の国家資格の取得状況を見ると、17歳以上であれば受験資格を得られる2級技術検定の第1次検定は、土木、建築、電気、管の4職種を合計9876人が受験し、4824人が合格。国家資格である技士補の資格を取得した。  25年試験から実務能力を重視する方針で試験問題を作成した測量士補は、合格者数が740人と前年度調査と比べ85・0%増加し、合格率も18・2ポイント上昇している。  25年度に国家資格取得者数が最も多かったのは、「電気工事士第2種」の1万0910人(合格率59・0%)。受験者数が最も多かったのは「危険物取扱者 乙種4類」の2万2453人だった。  調査回答者の合格率が100%だった資格は、「小型移動式クレーン運転技能講習修了者(5㌧未満)」「締固め用機械運転者(特別教育修了者)」「床上操作式クレーン運転技能講習修了者」「潜水士」など12資格あった。  1997年度の調査結果との比較では、調査に回答した生徒数が43・1%減少したものの、合格率は21・0ポイント上昇している。生徒の資格取得に力を入れる工業高校が増えたことに加え、少子化に伴う国家資格の受験者数の減少により、それぞれの資格で受験要件の緩和や試験問題の見直しなどの対策を講じたことも背景にあるとみられる。