川崎市 緑の基本計画の将来イメージ公表 地形を生かした緑化
神奈川【2026/06/18 神奈川版に掲載】
川崎市建設緑政局は、2027年度末の改定を目指す「川崎市緑の基本計画」について、目標とする将来のイメージを公表した。「多摩川」や「丘陵部」など市の地形的な特徴を生かして緑化する方針を示した。
市内を▽多摩川▽丘陵部▽臨海部▽平野部―に分類。このうち、「多摩川」は生物多様性の保全や防災・減災、子ども達の成長に寄与する親水空間として整備する。
「丘陵部」は農地や里山などのまとまった緑地を生かして気候変動の緩和への貢献を目指す。
「臨海部」では大規模土地利用転換と関連した工場緑化を進める。
「平野部」についてはランドマークとなる施設の開発に併せた緑の創出に取り組む 方針だ。
「川崎市緑の基本計画」は、緑地の保全や緑化の推進に関する目標や施策をまとめた計画。まちづくりと連携したみどりの拠点整備や暑熱対策としての緑化を推進する。
改定計画の期間は28~37年度の10年間。対象は都市公園や公共・民間施設の緑地、樹林地など。国が定める緑の基本計画を踏まえ、緑被率30%以上を目標とする。
現在、パシフィックコンサルタンツ横浜事務所(横浜市西区)が市内の緑被率を調査中。成果を基に、2027年3月をめどに改定素案を取りまとめる。その後27年度内に改定案を策定し、同年度末に計画を改定する予定だ。
