宮﨑一二三氏(みやざき・ひふみ=宮﨑土木代表取締役)

東京

宮﨑一二三氏

 青梅建設業協会の新会長に就任。40年以上の歴史を持つ団体のトップとして「身の引き締まる思いだ」と話す。協会は公共工事の要望活動の他、防災訓練や青梅マラソン、奥多摩駅伝の協力など地域に根差した取り組みを続けてきた。一方、会員企業の減少や後継者不足といった課題も抱える。「地域から必要とされる団体であり続けること」を目標に掲げ災害時の対応強化に力を注ぐ考えだ。例えば震度5強以上の地震発生時では会員自らが主要幹線道路のパトロールを行い、倒木や陥没を速やかに市へ報告する仕組みの構築を目指す。  自身は家業を継ぎ、現場経験を重ねてきた。「誠意を持って仕事に向き合うこと」を信条に、さまざまな工事に対応してきた実績が強みだ。記憶に残る仕事は山口貯水池の堤体改良工事に携わったこと。湖の水を抜き、池の底を走り回り、石を貼り堤体を組んだ。「大規模プロジェクトに関われたことは、苦しかったがよい経験だった」  若い世代には「建設業は人の力で成り立っている」とし、「最後は人間の手作業。AIに代替されないやりがいのある仕事だ」とエールを送る。休日は愛犬のゴールデンレトリバー「ザック」と過ごす。地元の秋川で泳がせたり、一緒に山を登ったりするのが楽しみ。